日大の付属ならどこも同じか・・・

6月になり、少しずつ雨の日々が多くなってきた今日ころ頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。体調に気をつけてお過ごしください。

さて、日本大学の付属高校を目指す方々が日本大学の付属高校は統一テストによって大学の推薦が決まるので、どこの付属に入っても同じですかという質問があります。

結論を言えば、「どこに入っても同じではありませんが、どうしても入りたい学部のない人は自分の学力で合格できる付属高校へ合格するのが得策」というのが私の答えです。

細かいことを言えば、付属対象のいわゆる統一テストの結果だけでなく、平常の内申点などを総合して各学校ごとに推薦基準が決められるのですが、その際には各学校ごとの推薦基準を決める際に、学校ごとのレベルを配慮して調整が図られますし、学部との歴史的な繋がりなどが考慮されて別枠の推薦枠を多めに与えられられている付属高校があるのも事実です。(例えば生物資源科学部と繋がりのある日大鶴ケ丘や文理学部に隣接している日大櫻丘など)

しかしながら、このサイトはお得感という価値観を大切に皆様に情報を提供しているサイトなので、お得感という点では、できるだけ低い学力で日大に入れる高校を目指すことがいいと思います。なぜなら、大学に入ってしまえば同じ日大生だからです。

もっとわかりやすく言えば、山梨県の上野原市に日大明誠高校という高校がありますが、首都圏から通学可能な付属高校としては一番高くない学力で合格できます。もちろん、文系でいえば法学部や経済学部への推薦入学者は他校に比べて少なく、商学部や文理学部が多いのは事実です。理系で言えば、医学部はここ数年まったくと言っていいほど推薦入学者はいませんし、理工学部よりも生産工学部や生物資源科学部への推薦入学者が多いのも事実です。

ただ、付属高校の中で高い学力の生徒が多いと言われている、東京都杉並区の日大二高校や千葉県習志野市の日大習志野高校に行っても、商学部や文理学部、生産工学部や生物資源科学部への進学をする人もいますし、日大への推薦の権利すら獲得できない人もいます。

はっきり言って、卒業しても「俺は日大でも法学部卒業だ」とか「習志野の生産工学部でなく俺は理工学部だからね」などと、人として悲しくなるようなプライドをひけらかす日大OBをに出くわことがありますが、日大以外の大学卒業し人たちに言わせると、日大は日大です。経済学部だろうが商学部だろうが・・・日大卒としか見られません。つまり、学部がどうとかこだわっているいるのは、日大OB内での虚しい差別感情でしかありません(特に理系の世界では、学部を気にする人がOBが多いと耳にしますが・・・。)

もちろん、日大出身者が取締役に多いような企業では、生産工学部出身者より理工学部出身者の方が学歴差別的な採用方針の下で、有利に働くことがあるかもしれません。でも地方自治体の採用試験では学力試験の結果が重視されますし、日大以外の出身が取締役の多くを形成している大企業では、日大は日大としか見られませんので、あまり気にすることではありません。

ということで、とにかく自分の学力で合格できる付属高校に入るのというのがお得だと思います。内申点で言えば、5科20点あれば日大櫻丘や日大二などを目指せばいいですし、5科16点だったら日大豊山や日大明誠を目指せばいいです。頑張ってください。

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